ここでは、無線の免許を取得するまでの大まかな流れを解説します。
無線を始めるには、以下の3ステップが必要となります。
- 無線従事者試験を受験する
- 無線従事者免許を申請する
- 無線局免許を申請する
無線従事者試験を受験する
まずは、無線従事者試験を受験する必要があります。無線従事者資格は総務省が管轄する国家資格ですが、試験自体は日本無線協会が行っています。受験の申し込みは日本無線協会のサイトからオンラインで可能です
日本無線協会 – http://www.nichimu.or.jp
自分が申し込みたい資格の試験日を確認するには、以下の画像の赤枠で示されたプルダウンメニューから希望の資格を選択します。そうすると、試験日程一覧の PDF が表示されます。
3アマ受験の場合は、「第三級及び第四級アマチュア無線技士」を選択します
試験日程がわかったら、申し込みをします。日本無線協会のサイトから申し込む場合には、通常試験がある月の2ヶ月前の1日からおおよそ20日前後までが申し込み期間になっています。ただし、開催月によって締切日は異なりますので、先のPDFで申し込み期間をよく確認してください。
試験の申し込み手順は、日本無線協会のページに詳しく解説されています
申請までの流れ – https://shinsei.nichimu.or.jp/flow.html
トップページの青枠で囲まれた「インターネットから申請される方は、こちらをクリックしてください。」のボタンを押せば、あとは必要情報を選択・入力するだけです。
最後に、申し込み完了時に表示された整理番号をメモしておきます。この整理番号は受験料を振り込む際に、振込用紙の通信欄に記入する必要がありますので忘れずにメモしておいてください。
受験料の振り込みにも期限がありますので、オンラインで受験申し込みを済ませたら、なるべく早く振り込みまで済ませましょう。
無線従事者免許を申請する
晴れて無線従事者試験に合格すると、合格通知が郵送されてきます。この合格通知が到着したら、次は無線従事者免許を申請します。無線従事者免許の申請先は、試験地を管轄する総合通信局となります。大阪の場合は近畿総合通信局です。
無線従事者免許申請のための書類は総務省のサイトからダウンロードできます
総務省 無線従事者免許申請書 – http://www.tele.soumu.go.jp/j/download/radioope/index.htm
ここからアマチュア無線技士用の申請書の PDF をダウンロードし、A4用紙に印刷して必要事項を記入します。初めて無線従事者免許を申請する場合には、住民票等の書類が必要となりますので、あらかじめ上記総務省のサイトで必要書類等を確認して用意しておくとよいでしょう。
収入印紙や返信用封筒も用意できたら、申請書を総合通信局に送ります。近畿総合通信局の場合、無線従事者免許の発行は「無線通信部 航空海上課」が担当していますので、近畿総合通信局の宛名の後に記入しておきましょう。
近畿総合通信局 組織 – http://www.soumu.go.jp/soutsu/kinki/intro/guide/soshiki/index.html
無線局免許を申請する
(現在追記中…)